不動産の査定について

2025/03/01 19:12 - By 原田 正彦

売却は査定が大事!
家を売るならどこで査定する?

皆さん こんばんは!売れない家買取センター、不動産資産相談士の原田です。

「家を売りたい!」と思ったら、まず気になるのが「どこで査定すればいいの?」ということではないでしょうか。

不動産の査定は、スムーズに売却するための大切なステップです。

しかし、査定の方法はいくつかあり、それぞれメリット・デメリットがあります。今回は不動産査定について、わかりやすく解説します!

家を売るには査定が必須!

査定の依頼どこでするのがベストなの?

「そろそろ家を売ろうかな…」と思ったら、まずやるべきなのが査定です。一口に査定すると言いましても、様々な手段があります。どこに査定依頼するかによって、査定額の精度や手間が変わってきます。なんとなく選ぶのではなく、それぞれの特徴をしっかり理解することが大切です。

不動産会社に直接査定を依頼

現地を見てもらい、正確な価値を算出してもらえる査定。

ネットの一括査定サイトを利用

複数の不動産会社から査定額を比較できる。AI査定ができるサイトなども普及。

査定方法の種類

不動産の査定には、いくつかの種類があり、それぞれ目的や精度が異なります。主な査定方法は以下の通りです。

机上査定(簡易査定)

過去の取引データや近隣の相場をもとに、大まかな価格を算出する方法です。

手軽にネットや電話で簡単に最短数分で査定額がわかります。しかし、実際の家の状態を見ないので、正確性には欠けてしまいます。この査定方法は「まずは相場を知りたい!」というようなスピーディーに参考価格を知りたい方、複数の査定方法と比較したいという方にはぴったりの方法です。

訪問査定(詳細査定)

不動産会社の担当者が実際に家を見にきて査定する方法です。建物の状態やリフォーム履歴なども考慮してくれるため、より正確な査定額がわかります。しかし、立ち合いが必要で、時間がかかる場合があるため「本格的に売却を考える」「正確な査定額を知りたい」という方におすすめです。

AI査定

最近話題のAIを生かした査定方法。ビッグデータをもとに価格を算出します。

公平なデータに基づいて、スピーディーに査定額が算出されますが、物件ごとの細かな特徴までは、反映させることができないため、正確性には少し欠けてしまいます。「とりあえず相場を知りたい」という方や、不動産売却を検討し始めたばかりの人には便利な方法です。

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「早く価格が知りたい!」などお考えの方は、ぜひ下のボタンからご利用ください。

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不動産を高く売るためのポイント

A社は3,000万円だけど、B社は3,500万円、C社は2,800万円…」なんてこともあります。なぜこんなに違うのでしょうか?査定額が変わる理由としては、以下のことが考えられます。

売却戦略の違い(早く売りたい vs 高く売りたい)

「早く売りたい」場合は、価格を市場相場よりも少し下げたり、一方で「高く売りたい」場合は、適切な販売戦略を立てることが重要です。

会社ごとのデータの違い(過去の成約データが異なる)

不動産会社ごとに過去の成約データが異なるため、査定価格や販売戦略に差が出ることがあります。豊富な成約実績を持つ会社は、より正確な相場を把握し、適切な価格設定や販売計画を提案できる可能性が高くなります。

評価基準の違い(物件の状態や立地の捉え方が異なる)

不動産会社によって、物件の状態や立地の評価基準が異なるため、査定額や販売方針に差が出ることがあります。例えば、築年数や設備の劣化を重視する会社もあれば、リフォームの可能性や将来的な価値を考慮する会社もあります。

査定額を比較するときのポイント

  • 査定の根拠を確認
  • 高すぎる査定額に注意!
  • 売却プランも確認
  • 担当者や会社の実績を確認 

不動産査定で重要なポイント

不動産の査定額はあくまで目安です。実際の売却価格は市場の動向や交渉次第で変わるため、冷静に比較検討することが大切です。 まずは不動産の査定方法を理解し、自分に合った方法を選びましょう。不動産の査定額は以下の要素によって決まります。

物件の基本情報(所在地、土地の広さ、間取り、築年数など)

物件の基本情報は、売却価格や買い手の関心に大きく影響します。所在地や土地の広さ、間取り、築年数などの情報を正確に把握し、適切に伝えることが重要です。

市場環境(周辺の相場、需要と供給のバランス)

市場環境は、売却価格や売れるスピードに大きく影響します。周辺の相場や需要と供給のバランスを把握することで、適正な価格設定や効果的な売却戦略を立てることができます。

建物の状態(リフォーム履歴、劣化状況、耐震性)

建物の状態は査定額に直結し、リフォーム履歴や劣化状況、耐震性などが評価のポイントになります。適切なメンテナンスがされていると、買い手の印象も良くなり、価格にも反映されやすくなります。

法的要因(建築基準法、都市計画法の制約)

法的要因は、物件の価値や利用可能性に大きな影響を与えます。建築基準法や都市計画法の制約を確認し、違反や制限がないかを把握することが重要です。

周辺環境(生活の利便性、治安、災害リスク)

周辺環境は、物件の魅力を左右する重要な要素です。生活の利便性や治安、災害リスクなどを考慮することで、買い手の関心を引き、適正な評価につながります。

売却のタイミング(競合物件の状況、季節的な影響)

売却のタイミングは、競合物件の状況や季節的な影響を考慮することが重要です。競合物件が多い時期や、需要が高まる季節に合わせて売却を進めると、より有利な条件で取引できる可能性があります。

不動産査定のまとめ
  • 机上査定:簡単に相場を知ることができる
  • 訪問査定:正確な価格が把握できる
  • AI査定:便利でスピーディー
  • 売却戦略が不動産会社によって異なる
  • 評価基準が会社ごとに違う
  • 複数の会社で査定を比較し、相場を把握する

不動産の査定は、家やマンション、土地を売却する際に欠かせないステップです。
 査定方法には、簡単に相場を知ることができる机上査定、正確な価格が把握できる訪問査定、そして便利でスピーディーなAI査定などがあります。それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
また、査定額が不動産会社によって異なるのは、売却戦略や評価基準が違うためです。複数の会社で査定を比較し、相場を把握することが成功への第一歩です!

原田 正彦