“築浅”って何年まで?“築古”との境界線と不動産のプロが見る基準

2025/08/21 11:27 - By 売れない家買取センター管理人

「築浅」ってよく聞くけど、何年までが“浅い”の?  

不動産サイトや広告でよく見かける「築浅」という言葉。

しかし、「築浅」って一体何年までの家を指すのか、ご存知ですか?

「築10年以内は築浅?」「築15年じゃもう古い?」――

実は、その線引きに明確な基準があるわけではなく、家を購入する目的(住む・貸すなど)や、買い手が重視するポイント(最新設備・見た目の新しさなど)によって、「築浅」と感じる基準が変わるのです。


この記事では、「築浅」と「築古」の違いと、売却や購入の際、どのように評価されるのかを解説していきます。

築浅の目安は「築5年〜10年以内」

「築浅」の一般的な定義   

  • 多くの不動産サイトでは「築3年以内」または「築5年以内」を「築浅」と表記することが多いです。


ただし、以下のように用途によってイメージが異なります。


購入者:5年以内(新築に近い)
賃貸 :10年以内(設備が比較的新しい)
投資用:10年未満(減価償却が有利)

築5年以内=新築にかなり近い扱い  

設備も間取りも現代仕様で、買主にとっては「中古だけど新築に近い」感覚。リフォーム不要でそのまま住める物件も多いため、人気も高めです。

「築古」って何年から?

一般的には築20年超が「築古」と呼ばれることが多い  

  • 築20〜30年を超えると「築古」と見なされることが多くなります。

  • 住宅ローンの借入可能年数や減価償却の観点でも、築年数が評価に大きく影響。



見た目が綺麗でも“古さ”に見られるケースも  

  • たとえば外観や内装がリフォームされていても、建築年が古ければ評価は厳しめに。

  • 耐震基準(1981年改正)を満たしているかどうかも、築古と判断される材料に。


 “築浅”と“築古”はここが違う!評価ポイントをわかりやすく比較

比較ポイント築浅(築5〜10年以内)築古(築20年以上)
設備の状態最新仕様・劣化少なくそのまま使えることが多い古くなっていて交換やリフォームが必要なケースが多い
耐震性現行の耐震基準に適合していて安心古い建築基準のままの可能性があり、補強が必要なことも
外観・内装の見た目傷みや汚れが少なく、きれいな印象劣化や汚れが目立ち、修繕しないと見た目の印象が悪くなりがち
資産価値(売却時の評価)高めに評価されやすく、売却もしやすい評価が下がりやすく、売却までに時間がかかる場合も

しかし、築浅=良い家とは限りません。築古でも、しっかり手入れされている家や、自然素材を使った家は根強い人気があります。

また、断熱性能や耐震補強がされている物件は、築年数に関係なく高く評価されることもあります。

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売れない家買取センター管理人