1年以上売れない家… その理由と“今からできる売却対策”とは?

2025/04/29 11:00 - By 原田 正彦

1年以上売れない家…
その理由と“今からできる売却対策”とは?

旭パワーマネジメントが運営する「売れない家買取センター」の不動産資産相談士の原田です。


住宅の売却にかかる平均的な期間をご存知でしょうか?

一般的には3〜6ヶ月が目安と言われていて、1年以上売れないとなると、何らかの原因があると考えられます。


家を売りに出してから半年、1年……「なかなか売れない」「問い合わせすらない」そんな悩みを抱えていませんか? 

この記事では、1年以上売れない家の共通点や原因を解説しながら、今からでも出来る具体的な売却対策をお伝えします。

「売れない家でも可能性はあります!」
\  簡単査定してみましょう! /

売れない家の査定を試す

なぜ家が売れない?
よくある原因と対策を解説

「売れない家」の共通点

家を売りに出して1年…問い合わせも内覧の希望もなく、ただ時間だけが過ぎていくと、「うちの家、何か問題があるのかも」と不安になりますよね。実は、家が売れない理由には共通するポイントがあります。今回は「売れにくい家」によく見られる4つの特徴を紹介します。

価格が相場より高すぎる

同じエリアの売買事例と比べて価格が割高になっていると売れにくくなってしまう可能性があります。

内装や外観に問題がある

掲載写真からも「古さ」や「手入れ不足」が伝わってしまい、第一印象で敬遠されるケースもあります。さらに、実際に内見に来た際に写真以上に劣化が目立つと、購入意欲は一気に下がってしまいます。

ターゲット層のずれが原因の場合も(立地や周辺環境について)

立地や周辺環境に関しては、人によって感じ方が大きく分かれるポイント。立地や周辺環境がネックに感じられる場合でも、その家に合ったターゲット層に届いていないだけかもしれません。たとえば、夜は街灯が少なく静かなエリアなら、「落ち着いて暮らしたい」「子育てには自然が多い方がいい」と考える方にとっては魅力的に映るかもしれません。一方で、都会の利便性を求める人には不便に感じられることもあります。売り出し方(ターゲット層)がずれてしまっていると、本当に購入したい人に届かないままになってしまいます。

売却活動が停滞している

依頼した不動産会社が積極的に広告を出していなかったり、不動産売却の広告戦略が不足している場合、売却活動が停滞してしまうこともあります。

家が売れないとどうなる?
放置で起きる5つのリスクと今すぐできる対策

固定資産税や維持費が毎年かかり続ける

リスク 住んでいなくても年間数十万円の負担が発生し続けます。
対 策 価格を適正に見直して早期売却を目指すか、一定期間だけ賃貸活用する方法も検討してみましょう。

空き家状態が続くと劣化が急速に進む

リスク 定期的な換気・清掃を怠ると、建物の状態が劣化する可能性があります。
対 策 ハウスクリーニングや簡易リフォームを行い、家の状態を整えて、見学した際に購入希望者が、入居後すぐに生活を始めたくなるような状態を作り出すことが重要です。

ご近所トラブルや防犯リスクの増加

リスク 放置による荒れた見た目が、地域の印象も悪くしてしまいます。
対 策 定期的な庭の手入れや外観清掃を行い、防犯カメラの設置で安心感を与える工夫も◎。

売却価格がさらに下がってしまう

リスク 長期掲載で“売れ残り感”が出て、値下げ交渉の対象になってしまいます。
対 策 写真や広告を改善して物件の魅力を伝える工夫をし、再注目される売り出し方に切り替えましょう。

気持ちの面でストレスが続く

リスク 売れないことがプレッシャーとなり、日常にも影響を与える場合があります。
対 策 信頼できる不動産会社に相談し、プロの視点で「改善ポイント」を明確にして
もらうことが心のゆとりに繋がります。

まとめ:売れない家も、“今からの動き”で変えられる!

「どうせもう売れないかも…」と諦める前に、見直すポイントは必ずあります。1年以上売れない家も、原因を正しく見極めて対策を打てば、数ヶ月で成約に至るケースも多々あります。

まずは自分の物件の現状を冷静に把握し、できるところから改善していきましょう!

5月開催!
​「 売れない家売却相談会 」
\今が売却できるチャンスかもしれない!/

詳細はコチラから🏠

次回のブログは…

親が元気なうちに考えるべきこと。
“相続前にやるべきこと”
固定資産税の通知書から学ぶ

固定資産税の通知書が届く

この時期に合わせて始めたい

「相続前にやるべきこと」をお話します。

原田 正彦