売れない家買取センターの幸長です。
「遺産相続って何をどうすればいいの?」
初めて聞くと、難しくて身構えてしまいますよね。実は私も最初はそうでした。
今回は、誰でもわかるように、「遺産相続とは何か?」をお話しします。
そもそも「遺産相続」って何のこと?
簡単に言うと…
人が亡くなったあと、その人の財産(遺産)を残された家族などが引き継ぐことです。
所有している不動産(家・土地など)
現金・預貯金
株式・投資信託
車・貴金属などの動産
借金・ローン(※マイナスの財産も含まれます)

相続人って誰のこと?【遺言がない場合】
法律で、相続できる人の順位が決まっています。これを法定相続人と言います。
配偶者(常に相続人)+子ども
子どもがいない場合 → 配偶者+親
- 親もいない場合 → 配偶者+兄弟姉妹
相続は複雑で、親族の関係性によって割合も変わります。
しかも、一番揉めやすいのが不動産なんです。
というのも、不動産って「共有名義」だったり、相続人が多かったりと、とにかくややこしいケースが多いんです。その分、話がこじれてトラブルになることも珍しくありません。
実際にあった相続トラブル
ある空き家の相続で、3人兄弟が話し合い中に…
→ 長男だけが住み続けたいと主張し、売却はストップ。
→ 家は荒れ放題に。
→ ご近所から苦情、行政からも指導が入りました。
こういう話は珍しくありません。
兄弟たちがようやく専門家(司法書士と不動産会社)を交えてもう一度話し合い、家を売却して現金を3人で分けるという形に落ち着きました。
それまでにかかった時間、なんと4年。
もっと早く動いていれば、家もここまで傷まなかったのに…というのが正直なところです。


相続をしたくない場合は?
借金が多かったり、使い道のない不動産なら「相続放棄」が選べます。
ただし、亡くなってから3ヶ月以内の手続きが必要なので要注意です。
不動産の相続は “ 放置 ” が一番危険
名義変更をしないと、その家は売れないし管理もできません。
放っておくと、どんどん価値が下がってしまいます。適切な管理維持をしないと、気づかない内に、雨漏りや庭木の巨木化等で、トラブルに発展してしまう恐れがあります。
「いらない家はまず相談してください」
売れない家買取センターでは、相続したけど使わない家や、老朽化が進んだ家の買取実績もあります。「どうしよう…」と悩んでいる方、まずは気軽にご相談を。
ただし、亡くなってから3ヶ月以内の手続きが必要なので注意が必要です。
「いらない家はまず相談してください」
売れない家買取センターでは、相続したけど使わない家や、老朽化が進んだ家の買取実績もあります。
遺産相続は預金や不動産だけでなく借金も含む
相続人の範囲や割合は法律で決まっている
不動産の相続はトラブルが起こりやすい
相続不動産は放置せず、早めの手続きや相談が重要
売れない家買取センターは、相続のご相談も無料で受け付けています。
「今すぐどうこうじゃないけど…」という方でも大歓迎です。相談するだけでも、きっとヒントになるはずですよ。
関連用語の紹介
「相続放棄」とは?
相続放棄は、遺産をもらう権利をあきらめることです。
遺産には借金も含まれることがあり、借金を負いたくない場合に使います。
亡くなった人がいることを知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申し出る必要があります。これをすると、遺産も借金も一切もらいませんと言うことになります。