ホームインスペクションで後悔しないために|中古住宅売買で失敗しない“建物状況調査”の正しい知識   

2025/06/26 17:47 - By 売れない家買取センター管理人

「インスペクションってやったほうがいいの?」
「調査したのに結局売れなかった…後悔したって本当?」


中古住宅の売買や、売却活動を考えたときに気になる「ホームインスペクション(建物状況調査)」
買主にとって安心材料になるだけでなく、売主にとっても売却活動をスムーズに進めるための有効な手段として注目されています。

しかし、やり方を間違えると「費用をかけたのに意味がなかった…」と後悔することも・・・

そうならないために!この記事では、ホームインスペクションにまつわる基礎知識から、
後悔しないための工夫や費用の相場まで、わかりやすくご紹介します。

インスペクションとは?簡単に言うと「建物の健康診断」

「インスペクション」とは、住宅の構造や設備に問題がないかを専門家(主に建築士)がチェックする建物状況調査のことです。


正式には「既存住宅状況調査」とも呼ばれ、国土交通省のガイドラインに基づく調査方法が定められています。


 主な調査チェック項目  

  • 基礎や外壁のひび割れ

  • 屋根の劣化・雨漏り跡

  • 床下の湿気やシロアリ被害

  • 天井・小屋裏の状態

  • 給排水設備や電気配線の異常

  • 室内の傾きやドアの建てつけ

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「ホームインスペクションで後悔した…」その理由とは?  

実際にインスペクションを実施した人の中には、「費用だけかかって売れなかった」と感じるケースもあります。その背景には、どんな要因があるのでしょうか?



後悔する主なパターン

売却戦略と合っていなかった

     ⇒ 修繕が必要な点が判明しても、費用をかけて直せず、結局買い手が見つからない。

調査結果をうまく活用できなかった

     ⇒ 報告書を持っていても、買主にきちんと説明できず“逆にマイナス印象”になることも。

費用対効果が合わなかった

    ⇒ 築年数が古すぎる物件や、すでに劣化が進んだ家に実施しても、期待した効果が得られない。

後悔しないために|インスペクションは「目的」で考える 

インスペクションは、「やれば売れる」という魔法のツールではありません。大事なのは、“何のために調査をするのか”をはっきりさせることです。

例えば──

  • 「見た目は古いけれど、構造はしっかりしている」とアピールして信頼感をアップさせたい

  • 修繕が必要な部分を把握して、先に直すか・価格に反映するかを判断したい

  • 売るか、貸すか、リフォームするか、これからの方向性を決める材料にしたい


こうした“目的”をはっきりさせたうえで調査を行えば、「費用をかけたのに意味がなかった…」という後悔を避けられます。

インスペクションの費用はどれくらい?【相場を知ろう】

インスペクションの費用は調査内容や範囲によって異なりますが、目安としては以下の通りです。

調査内容費用の目安
目視中心の簡易調査約3万円〜5万円
詳細な診断(小屋裏・床下まで含む)約5万円〜7万円
オプション(耐震診断、設備点検など)追加で数万円程度

▶︎画面を横にスワイプすると表を見れます▶︎

補足:インスペクション費用は基本的に売主が負担しますが、交渉次第では買主側が実施するケースもあります。

中古住宅こそ「インスペクション」で信頼を得る

築年数の経った家や、リフォーム歴が曖昧な物件は、インスペクションで情報を“見える化”することで、買い手に安心感を与えることができます。

インスペクションがあると売却に有利になる理由  

  • 「この家、大丈夫そう」と信頼される

  • トラブル回避(雨漏り・シロアリ等)

  • 調査結果をもとに価格交渉がしやすくなる


こんな方はインスペクションを検討しましょう

  • 「売却予定の中古住宅が築20年以上」

  • 「雨漏り歴がある、または不安がある」

  • 「売却後のトラブルを絶対に避けたい」

  • 「なかなか売れずに困っている」


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