売れない家買取センターの幸長です。
日々いろんな方の住宅ローンや家の売却相談を受けていますが、「金利の仕組みがよくわからない」という声は本当に多いです。
住宅ローンを検討中の方も、売却を考えている方も、参考になれば幸いです。
まずは基本の確認:「変動金利」と「固定金利」の違い

契約したときの金利がずっと変わらないタイプのローンです。
たとえば35年ローンなら、返済が終わるまでずっと同じ金利
将来、世の中の金利が上がっても、自分の金利はそのまま
一方で、借入時の金利は、変動金利に比べると高め
半年ごとに金利が見直される可能性がある、金利が変動するタイプのローンです。
借入時の金利は固定金利に比べると低め
金利が下がれば返済額が軽くなることも
ただし、金利が上がると将来的に返済額が増える可能性もあります
実際どっちが多い?世間の選び方
最近は、変動金利を選ぶ人が約7〜8割。
理由はやはり「低金利で始められる」からです。
ただ、これは「今の金利が低い」ことを前提とした話。将来の金利動向に不安がある方や、安定した返済計画を立てたい方にとっては、固定金利のほうが合っていることもあります。
金利タイプ別の特徴を表でまとめると…
特徴 | 固定金利 | 変動金利 |
---|---|---|
金利 | スタート時はやや高め | スタート時は非常に低め |
支払額の安定性 | 高い(ずっと一定) | 将来変動の可能性あり |
リスク | 金利上昇リスクなし | 金利上昇の影響を受ける |
向いている人 | 家計の収支を長期的に安定管理させたい人 | リスクを取っても現在の低金利メリットを活かしたい人 |
選ぶときのポイントは?
私自身も日頃から感じていることですが、「どちらが正解か」は人によって違います。大切なのは、“金利”だけで判断しないこと。
たとえばこんな視点も大事です。
今後の収入や支出の見通しは?
教育費や車の買い替えなど、将来的な出費がどれくらいある?
金利が上がった場合、どれくらいの返済増額なら耐えられる?
売却や住み替えの相談を受けていても、「金利の選び方を間違えて生活が苦しくなった」という話、実際に耳にします。
住宅ローンは、契約したら終わりではなく、これから長く付き合っていくもの。自分にとって無理のないプランを選ぶことが何より大切です。
住宅ローンは、契約したら終わりではなく、これから長く付き合っていくもの。自分にとって無理のないプランを選ぶことが何より大切です。
まとめ:変動?固定?迷ったらどうする?
- 目先の低金利に惹かれるなら → 変動金利
- 将来の安心感を重視するなら → 固定金利
- 迷ったら → まずはシミュレーションと相談
住宅ローンの選び方ひとつで、将来の暮らしが大きく変わることもあります。私たちも日々、そういったリアルな現場に立ち会っています。
売却・買い替えを考える方も、まずはローンの仕組みをきちんと理解しておくと、あとあと慌てずに済みますよ。
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