「信頼関係」が落とし穴に!? トラブルを防ぐために宅建士が教える安心ガイド
「売れない家買取センター」の宅地建物取引士・黒山です。
この仕事をしていると、「知り合いに家を売りたい(譲りたい)んだけど…」というご相談をよくいただきます。
たしかに、知らない人よりも、身近な人に譲ったほうが気持ちの上ではラクに感じるかもしれませんよね。
親戚や友人、同僚など、「信頼できる相手だから大丈夫」と思われるお気持ち、よくわかります。
でも実は、こういった“顔の見える関係”だからこそ、注意しておきたいポイントがあるんです。
トラブルが起きてからでは、お互いにとってつらい結果になってしまうことも…。
知り合いに家を売る・譲る前に知っておきたい3つのこと



安心して取引するためのチェックリスト
売買契約書(または贈与契約書)を専門家に作成してもらう
価格設定は第三者の査定も参考に
支払いや登記に関わる手続きをきちんと済ませる
口約束ではなく、「文書」で残す
必要に応じて司法書士や税理士にも相談
実際にあった相談事例
過去にはこんなお問合せをいただいたこともございました。
どれだけ親しい関係でも、「お金」や「不動産」が関わると、
ちょっとした遠慮やすれ違いが、思いがけず大きな誤解に繋がることがあります。
だからこそ、第三者である専門家を間に入れることが、とても大切なんです。
お互いに気まずくならずにすみますし、手続きもスムーズ。何より、大切なご縁を守ることにも繋がります。
「知り合いへの売却」もサポートしています
「売れない家買取センター」では、
・個人間売買サポート
・贈与や相続に関する手続き
・専門家による書類作成や相談対応
などのようなサポートも行っています。
「知り合いだから大丈夫」と思う前に、ちょっと立ち止まって、慎重に進めてみませんか?知り合いへの売却・譲渡に、不安や迷いがある方へ
私たちは、「売れにくい不動産」にこそ真摯に向き合っています。
話しやすい女性スタッフも在籍していますので、
「ちょっと聞いてみたいだけ…」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
知人や親戚に家を売ったり譲ったりするケースは、決して珍しいことではありません。
でも、「知ってる相手だから安心」と思っても、実は契約や税金、登記のことで思わぬトラブルになることもあるんです。
特に気をつけてほしいのは、
売るのか、贈るのかで変わる税金のこと
書面でしっかり残さないと危ない契約のルール
登記をちゃんとしないと後で揉めるかもしれない名義の問題
「所有権移転登記」とは?
不動産の持ち主が変わったときに行う法的な手続きです。家や土地を売買・相続・贈与などで取得した際、新しい所有者として登記簿に登録します。登録すると正式に自分の不動産だと証明できます。トラブル防止や資産価値の保全にもつながります。