【もうすぐ梅雨】空き家のカビ・雨漏り被害と売却への影響|放置リスクと今すぐできる対策とは? 

2025/05/23 09:18 - By 黒山 舞子

売れない家買取センター、宅建士の黒山です。
梅雨が近づくこの時期、「空き家のカビ」や「雨漏り被害」が深刻化する季節です。
特に長期間放置された空き家は、湿気のこもりやすさからカビの温床となり、気づかないうちに住宅の価値を大きく下げてしまう原因の1つです。

「将来的に売却を考えている空き家があるけれど、管理が難しい…」「梅雨時期のカビや雨漏りが気になるけれど、どう対策すればいい?」

そんな方のために、この記事では空き家のカビ・雨漏りの被害例とその対策方法、そして売却への影響について詳しく解説します。

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なぜ梅雨の時期に空き家の被害が増えるのか?

6月〜7月の梅雨シーズンは、湿度が70〜90%に上昇し、カビの繁殖にとって最適な環境が整います。
さらに空き家は以下のような特徴を持ち、被害を大きくしてしまいます。

・換気がされていないため湿気がこもる

・定期的な点検がないため雨漏りの初期被害を見逃しやすい

・エアコンや除湿器が稼働していない

これらが重なり、カビの発生・雨漏りの進行・構造材の腐食といったトラブルにつながるのです。

カビ・雨漏りが空き家の売却に与える3つの影響

① 住宅の資産価値が下がる

天井や壁のカビ跡、シミは購入希望者に悪印象を与えるだけでなく、建物の劣化サインとして価格交渉の材料にもなります。

② 雨漏り箇所の修繕費用が必要になる

雨漏りによる腐食が進むと、屋根や天井の修繕費が数十万円〜数百万円かかることも。放置は避け、こまめに確認しその時の状況に合わせて対応が必要です。

③ 瑕疵(かし)担保責任のリスク

売却後にカビや雨漏りが発覚した場合、売主が補償義務を負うケースもあります。事前にリスクを回避しておくことが重要です。

空き家オーナーができる梅雨前のカビ・雨漏り対策

◎換気を促す工夫

  • 窓を少しだけ開けておく(防犯対策を忘れずに)
  • 定期的に現地を訪れて空気の入れ替え
  • サーキュレーターや除湿器の設置(タイマー機能活用で無人でも稼働可)

◎エアコンの除湿運転を活用

空き家でも電気が通っていれば、タイマー運転で除湿モードを定期作動させることでカビ予防に効果があります。

◎湿気を吸収するアイテムを使う(エコ除湿)

  • 市販の除湿剤(押入れ用・靴箱・浴室・台所など)を各所に設置
  • 新聞紙や炭を活用。新聞紙は丸めて靴箱や収納棚に、炭は脱臭&除湿に効果的

◎雨漏り点検の実施 

  • 天井・屋根裏にシミ・変色がないかチェック
  • プロの業者による点検もおすすめ
  • 雨の翌日に見に行くと異常が見つかりやすい

売却を検討中の方へ|「空き家を売るなら梅雨前がチャンス」

梅雨入り前に対策をしておくことで、余計な修繕費やトラブルを回避できる可能性が高まります。

しかし、定期的な管理が難しい方には「早めの売却」も選択肢のひとつです。

私たち売れない家買取センターでは、

雨漏りやカビがある家も現状のまま買取対応が可能(要相談)

築年数が古い・空き家歴が長い家も対応

査定は無料・秘密厳守で安心

放置リスクを減らし、梅雨のダメージを受ける前に、まずはお気軽にご相談ください。

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まとめ:空き家の梅雨対策は「早めの行動」がカギ

梅雨は空き家にとって最も過酷な季節です。

カビや雨漏りが進行すればするほど、
売却への影響やコストも大きくなります。

「どうせ使っていないから…」と放置せず、今こそ行動のタイミングです。

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「修繕費用」とは?

建物や設備の劣化や故障を修理・復旧するためにかかる費用のこと。不動産を所有・運用する上で避けて通れないコストであり、経年劣化や突発的なトラブルにも備える必要があります。

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