【空き家管理の基本】そのまま放置して大丈夫?|最低限チェックすべき換気・水回り・外回り

2026/01/29 07:00 - By 売れない家買取センター管理人

住まなくなった家は、人が出入りしなくなった瞬間から劣化が始まります。
特に空き家は、換気不足や水回りの不具合が原因で、気づかないうちに管理不良の状態になっているケースが少なくありません。

空き家の管理は、「悪くさせない」「選択肢を減らさない」たにもの最低限の対応が重要です。

 空き家管理をしないと起こりやすい問題 

空き家を管理せずに放置すると、次のような変化が起こりやすくなります。

  • 室内に湿気がこもり、カビや木部の腐食が進む

  • 排水トラップが乾き、下水臭が発生する

  • 害虫・小動物が入り込みやすくなる

  • 外観が荒れ、防犯面や近隣環境への影響が出る


これらはすべて、今後、空き家を売却・活用する時に評価を下げる要因になってしまいます。 空き家は、管理の仕方で今後に大きく影響してしまうということですね。

 空き家管理の基本は「換気」  

● 空き家はなぜ換気が必要なの?

人が住んでいる家では、生活の中で自然に空気が動きます。一方、空き家は空気がほぼ動かず、湿気が滞留しやすい状態になります。その結果、カビの発生や建材の劣化、室内のにおい残りといった問題につながります。

空き家の換気はどれくらいの時間が必要 

空き家の換気時間に厳密な正解はありませんが、目安は次の通りです。

  • 月1〜2回

  • 1回あたり30分〜1時間

  • 窓や玄関を複数開け、空気の通り道をつくる


短時間でも「空気を入れ替えること」が重要です。

空き家の24時間換気はつけたままでいい?  

空き家で24時間換気を使うかどうかは、状況によって判断が分かれます。

  • 電気契約を継続している

  • 換気設備が正常に動作している


上記の条件がそろっていれば、24時間換気を稼働させておく方が安心です。ただし、電気を止めている場合や、設備が古い場合は、定期的な窓開け換気で代替する方が現実的なケースもあります。

 室内で最低限やっておきたい空き家管理チェック    

空き家管理は「きれいに保つ」ことも大切ですが、それよりも大切なのは、劣化の兆候を見逃さないことです。

室内チェックのポイント  

  • 全室の窓を開けて換気しているか

  • 押入れ・収納内部に湿気やカビが出ていないか

  • 壁・天井にシミや変色がないか

  • 室内に異臭がこもっていないか


特に北側の部屋や、風通しの悪い場所は重点的に確認しておきたいポイントです。

  空き家の水回り管理は「使わなくても必要」

通水は空き家管理の必須 

空き家では、水を使わないこと自体がトラブルの原因になります。

  • キッチン

  • 洗面所

  • 浴室

  • トイレ


これら水回りは、月1回程度、水を流す(通水)ことが推奨されています。

空き家で水回りを放置すると起こりやすいこと  

  • 排水トラップの封水切れによる下水臭

  • 配管内部の劣化・詰まり

  • 売却前に想定外の修繕費が発生


水回りは、管理の有無で状態に大きな差が出る部分です。

外回り・外観の管理も空き家管理の重要ポイント     

空き家は、外からどう見えるかも非常に重要です。

外回り・外観のチェックのポイント

  • 郵便物が溜まっていないか

  • 雑草や庭木が伸び放題になっていないか

  • 雨樋や屋根に明らかな破損がないか


「人の気配がまったくない家」は、防犯面でもリスクが高くなります。

空き家管理が負担になってきたら 

空き家の管理は、時間・距離・体力の問題で続けられなくなることもあります。

    「定期的に通えない」「管理が後回しになっている」「劣化が進んでいないか不安」… そんな場合は、管理を続けるか、方向性を整理するかを一度考えるタイミングかもしれません。管理状態が悪化してからでは、選択肢は確実に減ってしまいます。


    空き家管理は「将来の判断を守るため」  

    空き家管理は、将来、どうするかを選べる状態を保つためのものです。

    換気・水回り・外回り。この最低限の管理ができているかどうかで、家の状態は大きく変わります。「まだ何も決めていない」からこそ、今のうちに空き家の管理状況を一度見直しておくことが大切です。

    ※空き家の管理方法や適切な対応は、建物の状態・築年数・立地条件によって異なります。判断に迷う場合は、専門家に相談することをおすすめします。

     あわせて読みたい!関連記事 📖

    売れない家買取センター管理人