【2025年版】遠方にある家や土地を売りたい方へ|現地に行かずに売却する方法と注意

2025/07/01 17:30 - By 売れない家買取センター管理人

不動産の売却は、自宅や地元の物件だけでなく、遠方にある家や土地を手放すケースもあります。

所有している不動産までの距離があり、
「現地に行かなきゃダメ?」「誰に頼ればいいの?」と、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

特に最近は、遠方にある実家を相続した方から
「どうやって売ればいいのか分からない」といったご相談が増えています。

そこで今回は、現地に行かずに不動産を売却する方法と注意点を、
2025年の最新制度も踏まえてわかりやすく解説します。


遠方から不動産を売却する前に準備しておきたい項目3つ

遠方からの売却は “事前準備” が重要になります。
次の3点を整えておくと、売却活動をスムーズに進めることができます。

① 書類をPDF化しておく 

登記簿謄本固定資産税の納税通知書、間取り図などの資料をスキャンし、PDFで保存しておきましょう。
PDF化した書類を、不動産会社や司法書士とクラウドで共有できるようにしておくと、やり取りが一気にラクになります。

スキャンや書類のPDF化が難しい場合は、書類をスマホで撮影した画像を提供しても問題ないです。

② 現地の状態を“見える化”する  

遠方で現地確認ができない場合は、不動産会社や空き家管理サービスに依頼して写真や動画を撮ってもらいましょう
また、雨漏りや劣化が気になる場合は、簡易インスペクション(建物調査)を行ってもらうと購入希望者が見つかった場合の説明にも使えます。
外観だけでなく、室内や床下などの見落としやすい部分も撮影してもらっておくことがポイントです。

③ 相続登記が済んでいるかを確認

もし相続した不動産であれば、名義変更(相続登記)が完了していないと売却できません
2024年4月からは相続登記が義務化されており、放置していると罰則が科される可能性もあります。
不安がある場合は、早めに専門家(不動産会社、司法書士)に相談して手続きを進めておきましょう。

誰に相談すればいい?遠方売却のスタート地点

物件の近くにある地域密着型の不動産会社を選ぶ

遠方からの売却では、物件周辺の市場や土地勘に詳しい「地域密着型」の不動産会社が心強い味方になります。
オンライン相談や遠隔対応に慣れている会社なら、現地に行けなくてもスムーズに売却が進められます。
ZoomやLINEでこまめに状況を報告してくれるなど、丁寧な対応ができるかもチェックポイントです。

現地の不動産会社に相談が難しいときは?

どうしても物件のある地域に足を運べない場合は、司法書士や空き家管理業者に「売却の代理人」を依頼するという方法もあります。
特に相続した不動産で登記が必要なケースでは、
登記から売却手続きまでまとめて対応してもらえることも。
遠方に住んでいても、信頼できる専門家に任せることで安心して進められます。

遠方の家を売るためにやるべき6つのステップ

現地に行かずに家や土地を売却するには、以下の6つのステップを踏むことで、スムーズに進めることができます。
どれもスマホやパソコンがあれば、自宅から対応可能です。


STEP1|不動産会社を探して相談する  

    まずは物件のある地域に強い不動産会社を探し、オンライン相談(Zoomや電話)を申し込むことから始めましょう。

「遠方売却に対応しているか」「オンライン契約が可能か」なども確認のポイントです。

STEP2|物件に関する情報や書類を用意する  

    登記簿謄本固定資産税の通知書、間取り図などをの書類を不動産会社に共有します。
    (事前準備のところで説明した様に、書類をPDF化しておくと便利です。)
    可能であれば、物件の写真や鍵の場所も伝えておくと、査定や内覧準備がスムーズに進みます。


STEP3|媒介契約を結ぶ(電子契約OK)

    不動産会社との正式な契約(媒介契約)を結びます。最近はクラウド型の電子契約で対応できるため、郵送や来店は不要です。


STEP4|代理人を決めて必要書類をそろえる

現地に行けない場合は、家族や司法書士に売却の手続きを委任することで、引き渡しや決済もスムーズに進みます。
委任状・印鑑証明書の準備もこの段階で進めておきましょう。


STEP5|売買契約の説明をオンラインで受ける(IT重説)  

買主が決まったら、契約前に宅建士による「重要事項説明(重説)」があります。
これはZoomなどのIT重説で受けられるため、自宅にいながら説明を受け、納得したうえで電子契約を締結できます。


STEP6|代金の受け取りと鍵の引き渡しを済ませる  

代金は銀行振込で受け取り、鍵はスマートロックを設定するか、レターパックなどで郵送することで引き渡しが完了します。
司法書士に立ち会いを依頼すれば、すべて自宅にいながら完了できます。



💡ワンポイントアドバイス
  ステップごとに不動産会社や司法書士が基本的にサポートしてくれます。まずは、オンラインで相談することがオススメです!

まとめ:遠方でも“売却できる”時代!行動しないことがリスクになる

遠方からの不動産売却は、
「現地に行って手続きしないといけないのでは…」「忙しくて動けない…」と思い込んでしまいがちです。

でも今は、オンラインで相談・契約・引き渡しまで完結できる方法が整っています。

放置された家は、近隣トラブルや税金の負担増など、後になって大きなリスクに変わることもあります。

何もせず、そのままにしておくと大きな問題になりかねません。

少しでも気になっているなら、まずは不動産会社や専門家に話を聞いてみるところから始めてみてください。

遠方でも、家はちゃんと売れます。
あなたのペースで、一歩ずつ進めていきましょう。

まずはお気軽にご相談ください。

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