【地盤沈下とは?】原因・種類・対策・修復方法を徹底解説!家が傾いた時の売却方法まで

2025/12/02 20:31 - By 売れない家買取センター管理人

 うちの家、地盤沈下かもしれない? 

「床が傾いている気がする」「家がミシッと鳴る」そんな不安を感じて検索された方も多いのではないでしょうか。

地盤沈下は放置すると修復費用が高額になり、家の資産価値が大きく下がってしまう深刻なトラブルです。
姫路市・西播磨地域では、海沿い・盛土造成地・河川近くの住宅など、実際に相談が寄せられるケースが多いです。

この記事では、地盤沈下とは何か?、地盤沈下の原因・種類・サイン、地盤沈下の家を売却する方法まで、わかりやすく解説します。

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地盤沈下とは?

地盤沈下(じばんちんか)とは、土地そのものがゆっくり沈んでいく現象のこと。

家が建っている土地が沈むことで、建物が傾いたりドアや窓が閉まりにくくなったり、最悪の場合は住めなくなることもあります。

地盤沈下が起こる主な原因

地盤沈下には「自然要因」「人工要因」の2種類があります。

1.自然要因(地盤そのものが弱い) 

自然が背景にある地盤沈下は、以下のような土地で起こりやすいです。

  • 軟弱地盤(柔らかく沈みやすい)
  • もともと海・川・池だった場所(埋立地)
  • 盛土をして造成した土地
  • 粘土層の圧密沈下

姫路市でも、海沿いや河川周辺・古い造成地で相談が多い傾向があります。

2.人工要因(人の活動による沈下) 

人の生活や工事が原因で起こるケースもあります。

  • 地下水の大量汲み上げ
  • 高層建築物の建設による荷重
  • 不適切な造成工事
  • 周辺の掘削工事の影響
  • 排水不良・地盤の乾

周辺環境の変化で突然沈下が進むこともあるため注意が必要です。

地盤沈下の3つの種類とサイン

地盤沈下には主に3つ種類があります。

1.全体沈下 

建物全体が均等にゆっくり沈むタイプ。
大きな傾きが出にくいため、気づかずに進行することがあります。

2.不同沈下(家が傾く)

最も多く、トラブルになりやすい沈下です。片側だけ沈むため、以下の症状が出ます。

  • 建物が傾く

  • ドアや窓の建付けが悪くなる

  • クロス・壁に亀裂

  • 床が水平でなくなる

「家が傾いているかも?」と思ったら、この不同沈下が疑われます。

3.液状化による沈下

地震の揺れで地盤が液体のようになり、建物が沈む現象。沿岸部や埋立地、砂質地盤で発生しやすいです。

地盤沈下が起きているサイン(チェックポイント)  

次のうち2つ以上当てはまる方は、不同沈下の可能性があります

  • 床にボールを置くと転がる

  • 壁・基礎にひび割れがある

  • 窓やドアが閉まりにくい

  • クロスが裂けている

  • 外構(塀や土間)に段差・ひび割れ

  • 雨樋が傾いている

「気のせいかな?」と思っても、沈下はゆっくり進行するため早めの点検が必要です。

地盤沈下の対策・修復方法

地盤沈下は自然に元通りになることはありません。状況に応じて以下の対策・工事が必要になります。

1.薬液注入工法(地盤を固める)  

家の下に薬液を注入し、地盤のゆるい部分を固める方法。
小規模な沈下の修復に向いています。

2.杭工事(深い地盤まで杭を打つ)

固い地盤まで杭を打ち込み、建物を支える工法。
最も根本的な対策ですが、費用は高額になりがちです。

3.アンダーピニング工法(家を持ち上げる)  

沈んだ部分をジャッキアップして水平に戻し、基礎の下に新しい支持層を作る工法。

4.外構の修復    

沈んだ土間や塀の修繕。

地盤沈下の修復費用は“高額になりやすい”のが特徴  

不同沈下の程度や地盤の弱さによっては、数百万円規模の工事が必要になることも珍しくありません。

地盤沈下の家を売却する2つの方法  

1.一般仲介で売る    

通常の不動産会社に依頼する売却方法です。
地盤沈下は告知義務があったり、修復工事が求められることがほとんどのため、売却期間が長期化したり、売れ残る可能性があります

2.訳あり物件に強い不動産会社に売る  (買取)

地盤沈下や傾きのある家でも、そのまま買い取ってくれる不動産会社があります。
修復工事や解体が不要など、「早く手放したい」「修復費用をかけられない」という方におすすめの方法です。

まとめ|地盤沈下は早期発見+正しい判断が重要

地盤沈下は、放置すればするほど修復費用が増え、家の資産価値が急落してしまう可能性があります。

しかし、すべての家が“修復すべき”とは限りません。

状態によっては…

  • 修復するより売却した方が費用負担が少ない

  • 今後のリスクを避けるため早期の売却がベスト

となることもあります。

 ◎地盤沈下のある家も、まずはご相談ください   

売れない家買取センターでは、「修復工事をする余裕がない」「瑕疵があることを理由に売却できなかった」
「他社で断られた物件」でもご相談いただけます。


引き渡し後の修復負担を売主に求めない契約ができるため、追加費用なしで手放せる可能性があります。

姫路市・相生市・たつの市・赤穂市・西播磨エリアで「地盤沈下の家をどうしたらいいかわからない…」などお悩みの方は、
お気軽にお問い合わせください。

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