処分して大丈夫?家に残る“神棚”|売る前に知っておきたい“処分と供養”の正解  

2025/08/16 08:22 - By 売れない家買取センター管理人

相続した実家や、長年空き家になっている古い家を整理していたとき――
ふと目に留まるのが、壁の上にひっそりと残された「神棚」。

「これって…勝手に処分しても大丈夫なの?」と少し不安になりますよね。

今回は、家の売却・相続時によくある“神棚の扱い”について正しい処分・供養の方法、注意点など、すっきりした気持ちで売却できるように解説します!

神棚の処分、すぐには動けない理由

神棚は家の守り神として長く祀られてきた神聖な存在。だからこそ、不要になったとしても「捨てる」という選択肢に抵抗を感じる方が多いのです。

さらに、家の売却や相続手続きの中で、誰が処分するのか? いつまでに?という問題も絡んできます。

「気づいたら神棚だけが手つかずのまま…」というケースも少なくありません。

神棚の“正しい処分と供養”の方法

神棚の中身(神札・お守り)は神社へ返納  

神棚に納められている神札(おふだ)やお守りなどは、「神様が宿る部分」とされ、まずはここから丁寧に対応しましょう。

  • 氏神様や伊勢神宮など、信仰のある神社に返納

  • 年末年始の「古神札納め」や「どんど焼き」でも受付

  • 近隣の神社に持ち込み、お焚き上げ供養を依頼するのが一般的

※一部神社では事前連絡や供養料が必要な場合もあるため、確認をしましょう。

神棚本体(棚板・扉など)は「清めてから処分」  

木製の神棚本体は一般ごみとして処分できますが、以下の手順を踏むと安心です。

<処分の基本ステップ>

  1. 軽く手を合わせ、最後のご挨拶(二礼二拍手一礼)

  2. 白布や新聞紙で丁寧に包み、粗塩で清める

  3. 不燃ごみとして処分、または神社や遺品整理業者に依頼


処分に不安がある場合は、供養まで対応してくれる専門業者を利用するのもおすすめです。


売却前に処分すべき?そのままではトラブルの元に  

家を売却する際、神棚を残したままでは、内見時の印象が悪くなることも…。

  • 「宗教的なものがあると引いてしまう」

  • 「縁起が悪い気がする…」


と感じる買主もいるため、基本的には撤去してから売りに出すのが無難です。

【売却時のチェックポイント 】

  • 内見前に処分・供養しておく

  • 仏壇などがある場合も同様に対応

  • 撤去が難しい場合は、不動産会社や買取業者に相談を

相続した家に神棚があるときはどうする?  

空き家状態の家や、相続後しばらく手を付けていない実家などに神棚がある場合も、基本的には上記の手順に沿って処分・供養を行います。

ただし、相続人の間で「誰がやるのか」で揉めることもあるため注意が必要です
可能であれば、遺品整理と一緒に進めるのがスムーズです。

まとめ|“神棚がある家”は、感謝をもって丁寧に手放そう    

家に残る神棚は、思い出や信仰が詰まった大切な存在です。だからこそ、どう処分すればいいのかと悩む方は多いです。

とはいえ、いつまでも放置しておくと、売却の妨げになったり、相続人同士のトラブルにつながることもあります。

大切なのは、“感謝の気持ち”と“早めの対応”。

神札やお守りは神社へ、棚本体は清めて処分するのが基本です。迷ったときは無理せず、専門の業者や不動産会社に相談しましょう。

「処分していいの?」と迷ったら|私たちがサポートします  

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