近年、姫路市や西播磨エリアの空き家には「昔ながらの長屋(ながや)」が多く見られます。長屋は隣家と建物がつながる構造のため、解体・建替え・売却しにくい住宅と感じている方が少なくありません。今回は、長屋とは何か、特徴やアパートとの違い、長屋が売却しにくい理由などをわかりやすく解説します。
長屋【ながや】とは?

長屋とは、建物が横に連続して建ち、隣家と壁を共有する住宅のことです。1戸ごとは独立していますが、構造的には隣とつながっている連棟住宅が長屋の特徴です。アパートのように「一人の家主が建物全体を所有して貸す」形ではなく、各戸ごとに所有者がいるケースが基本となります。
長屋とアパートの違い

「似ているようで全然違う」のが長屋とアパート。特に、長屋は、売却しにくい構造になっています。
長屋が売却しにくい理由

長屋は特徴的なメリットがある一方で、“売却しにくい”と言われています。項目ごとに売却しにくい具体的な理由を紹介します。

長屋のまとめ
長屋は、隣家と壁を共有する“連棟住宅”で、専用玄関がある独立性の高い住まいです。アパートのような共同住宅とは構造も暮らし方も異なり、戸建てに近いメリットがある一方、老朽化や建替えの難しさ、再建築不可の可能性など注意点もあります。特徴を正しく理解することで、長屋の活用方法や今後の選択肢を判断しやすくなります。
長屋の売却もご相談ください
売れない家買取センターでは、通常の不動産会社では扱いにくい長屋でも、買取が可能なケースがあります。
築40年以上の長屋
傾き・雨漏り・シロアリ被害
再建築不可
空き家で放置している長屋