《財産が少なくても相続で揉める!?》姫路・西播磨の不動産相続|家族が揉める理由と対策

2026/06/17 20:00 - By 売れない家買取センター管理人

「うちは財産なんてほとんどないから、相続で揉めることはないと思う。」そう考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

相続トラブルというと、資産家や大富豪の家庭で起きるものというイメージを持たれることがあります。

しかし実際には、実家や土地などの不動産相続をきっかけに、どの家庭でも家族間の意見が分かる可能性があります。

今回は、不動産相続で家族が揉める理由、姫路・西播磨での不動産相続の悩み、揉める前の予防策や対処法を解説します。

財産が少なくても相続で揉める場合がある

最高裁判所の令和6年司法統計年報によると、家庭裁判所で話し合いが必要となった遺産分割事件のうち、遺産総額5,000万円以下のケースが約78%を占めています。また、そのうち約35.6%は1,000万円以下のケースでした。つまり、相続で揉めている多くのケースは、特別な資産家ではなく、ごく一般的な家庭で起きているということです。

実際に、遺産総額5,000万円というと、実家の土地や建物、預貯金、生命保険などを合わせた金額であり、決して珍しいものではありません。※例:実家2,500万円、預貯金1,500万円の場合、遺産総額は4,000万円になります。


「うちは財産が少ないから、揉めることなんてないと思う」と感じていても、相続が発生して初めて家族それぞれの考え方の違いが表面化することもあります。


相続で揉める原因は、遺産の金額の多さだけではありません。財産が少ないから揉めないのではなく、限られた財産をどのように分けるのかという点で意見が分かれることもあります。

不動産相続で家族が揉める5つの理由

1.不動産は平等に分けられない

相続財産が預貯金だけであれば、法定相続分に応じて分けることも可能です。しかし、実家や土地は半分に分けることができないため、「自分が住みたい」「売却して現金で分けたい」「思い出があるから残したい」など、相続人それぞれの希望がぶつかることがあり、揉める原因となります。

2.相続財産の大半が不動産  (家や土地)

例えば、実家3,000万円、預貯金300万円だった場合、実家を誰が相続するのかで公平性が大きく変わります。不動産の割合が高いほど、話し合いが難しくなることがあります。

3.「公平」の考え方が人によって違う

親の介護や見守りをしていた人は、「自分の負担を考慮してほしい」と思うことがあります。一方で、「相続は平等に分けるべき」と考える人もいます。法律上の割合と感情的な納得感が一致しないことで、話し合いが長引くことがあります。

4.相続した不動産の管理を誰がするのか決まらない

相続後も、草刈り、建物管理、固定資産税などが発生します。遠方に住んでいる相続人がいると、「誰が管理するのか」で意見が分かることがあります。

5.親の考えを誰も知らない

親が「実家は長男に残したい」と思っていたとしても、生前に伝えていなければ相続人にはわかりません。結果として、家族それぞれが自分の考えで話を進めようとしてしまい、トラブルになることがあります。

姫路・西播磨での不動産相続の悩み

姫路市や西播磨地域では、高齢化や人口減少の影響もあり、相続した実家や土地をどうするかで悩まれる方が増えています。空き家の管理や活用について相談できるよう、姫路市でも空き家の無料相談会が開催されるなど、相続した不動産への対応は地域の課題の一つとなっています。特に、

  •  誰も住む予定がない実家

  • 遠方に住んでいて管理が難しい空き家

  • 相続登記がされないままになっている土地や建物 

は、相続人同士の話し合いが必要になるケースが少なくありません。実際に姫路市では、相続登記が行われないまま相続人が多数に増え、問題解決が難しくなった空き家の事例も報じられています。 【相続人が93人の記事】


こうした問題は、相続が発生してから慌てて考えるのではなく、早めに準備しておくことが大切です。

不動産相続での揉め事の予防策

相続トラブルを防ぐためには、早めの準備が大切です。

家族で話し合う

実家をどうしたいのか、誰が管理するのかなどを家族で事前に話し合っておくことで、相続のトラブルを減らせる場合があります。

財産を整理しておく

不動産や預貯金など、どのような財産があるのかを把握しておくことも大切です。

エンディングノートや遺言書を活用する 

被相続人の考えや希望を書き残しておくことで、相続人が判断しやすくなる場合があります。

早めに専門家へ相談する  

不動産相続は、相続登記や売却、共有名義など専門的な問題が関わることもあります。わからないことや不安があれば、早めに相談することをおすすめします。

不動産相続で揉めてしまった場合の対処法  

相続人同士で意見がまとまらず、不動産相続で揉めてしまうこともあります。そのような場合は、感情的になって話を進めるのではなく、一度状況を整理することが大切です。

不動産の価値を把握する

実家や土地の価値がわからないまま話し合いを進めると、相続人同士で認識の違いが生まれることがあります。例えば、一人は「古い家だから価値がない」と思っていても、別の一人は「土地に価値がある」と考えている場合があります。まずは不動産会社などに相談し、不動産の価値を把握したうえで話し合うことが大切です。

第三者を交えて話し合う 

家族だけでは話がまとまらない場合は、司法書士や弁護士、不動産会社など第三者に相談することもおすすめです。専門家が入ることで、感情的な対立を避けながら話を進められる場合があります。

相続の話し合いがうまく進まないと、家族との関係がぎくしゃくしたり、大きな負担を感じたりすることがあります。「実家をどうするべきかわからない」「兄弟姉妹と意見が合わない」「相続した不動産をどうしたらいいかわからない」といった場合も、一人で抱え込まず、早めに専門家や不動産会社へ相談することも大切です。早めに相談することで、解決の糸口が見つかることもあります。

不動産相続について相談する【TEL】

財産が少なくても相続対策は大切

相続トラブルは、資産家だけの問題ではなく、ごく一般的な家庭でも起きています。

最高裁判所の司法統計を見ると、遺産総額5,000万円以下のケースでも、相続をめぐる話し合いが行われていることがわかります。

実家や土地などの不動産は、分割しにくい財産だからこそ、早めの準備や家族での話し合いが大切です。「まだ先のこと」と思わず、まずは相続について知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

不動産相続について学びたい方へ

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