
一人暮らしをしていた身内が、突然亡くなった。
その家を相続することになり、「この家、どうしたらいいんだろう」と戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
突然の出来事で、気持ちの整理もつかないまま、考えなければいけないと分かっていても、なかなか向き合えない。そんな状態になることは、決して珍しいことではありません。
この記事では、一人暮らしの身内が亡くなり、その家を相続することになった場合を想定して、家を「住む・貸す・売る」といった現実的な選択肢と、それぞれの注意点をわかりやすく整理します。合わせて読みたいブログ ▶︎ ▶︎ ▶︎【 実家で親が孤独死…家族はその後どうすればいい?|手続きと実家の行方 】
事故物件になる?
孤独死した身内の家
結論として、孤独死=一律に「事故物件(心理的瑕疵)」として扱われるわけではありません。
たとえば老衰・病死などの自然死や、日常生活の中での不慮の事故による死亡は、取引上は原則として告知不要と整理されています。
ただし、発見が遅れて特殊清掃や大規模な原状回復が必要になった場合などは、告知の扱いが変わることがあります。
合わせて読みたいブログ▶︎ ▶︎ ▶︎【 知らないと危険?!事故物件の調べ方・告知義務まとめ 】
たとえば老衰・病死などの自然死や、日常生活の中での不慮の事故による死亡は、取引上は原則として告知不要と整理されています。
ただし、発見が遅れて特殊清掃や大規模な原状回復が必要になった場合などは、告知の扱いが変わることがあります。
合わせて読みたいブログ▶︎ ▶︎ ▶︎【 知らないと危険?!事故物件の調べ方・告知義務まとめ 】
その後の選択肢
孤独死した身内の家
一人暮らしの身内が亡くなった場合、相続した人は、その家をどうするのか決める必要があります。選択肢は、主に3つあります。
選択肢①「住む」

孤独死があった家に住む場合、人によって感じ方が大きく異なります。
実家など、もともと馴染みのある家であれば、住み続けることで気持ちが落ち着く方もいます。一方で、原状回復や清掃、気持ちの整理が必要になることもあり、住む人自身が、無理なく受け止められるかが重要です。
実家など、もともと馴染みのある家であれば、住み続けることで気持ちが落ち着く方もいます。一方で、原状回復や清掃、気持ちの整理が必要になることもあり、住む人自身が、無理なく受け止められるかが重要です。
※「住めば解決するかもしれない」と考える方もいますが、実際には、住み始めてから気持ちの負担を感じる方も少なくありません。無理をせず、ご自身の気持ちも大切にしながら考えてみてください。
選択肢②「賃貸に出す」

すぐに売る決断はできないけれど、このまま空き家として置いておくことにも不安を感じる。そんなときに、「一度、賃貸に出す」という選択もあります。家賃収入によって固定資産税などの負担を軽くできる一方で、入居者対応や管理が必要になるため、気持ち面と現実的な部分の両方を、無理なく受け止められるかが重要です。
選択肢③「売る」

一人暮らしの身内が亡くなった家に対して、「管理や気持ちの負担を抱え続けるのがつらい」と感じたとき、家を売却するという選択肢もあります。売ることで、固定資産税や管理の心配はなくなり、相続の整理が一段落するケースも少なくありません。気持ち面で「手放す」ということは、少し寂しい気持ちになりますが、自分の生活や気持ちを守るための一つの選択として、考えてみることも大切です。
「今すぐ決めたいわけではないけれど、この家の価値を知っておきたい」そんな場合は、無理のない形で相談してみてください。
▶︎ ▶︎ ▶︎ 【売れない家買取センターに相談する】
▶︎ ▶︎ ▶︎ 【売れない家買取センターに相談する】
実は多い「その他の選択肢」
孤独死した身内の家
① そのまま保留・管理だけする
② 解体して更地にする
③ 相続放棄する※期限があります。
② 解体して更地にする
③ 相続放棄する※期限があります。
実は、身内の孤独死した家で一番多いのが①のそのまま保留・管理だけするこのケースです。国土交通省や総務省の空き家関連データから、孤独死後の住宅の多くは、一度空き家となり、その後、数年かけて売却や処分を検討されるケースが多いとされています。
合わせて読みたいブログ ▶︎ ▶︎ ▶︎ 【相続した家どうする?】放置は損!売却・放棄・処分の正しい選び方と後悔しない判断基準
急がず、気持ちの整理と一緒に考える
大切な人を突然亡くしたあとに、家のことまで冷静に考えるのは簡単ではありません。結論をすぐに出せなくても、それはごく自然なことです。
ただ、誰も住んでいない家でも、固定資産税や管理、近隣への配慮といった負担は少しずつ続いていきます。だからこそ、「今すぐ決める」必要はなくても、家の状態や選べる選択肢を一度整理しておくことが、あとから自分を追い込まないための準備になります。
孤独死があった相続不動産は、家の問題だけでなく、相続手続きや気持ちの整理とも深く関わる、とても繊細なテーマです。無理に答えを出そうとせず、今の状況を見つめながら、「自分にとって無理のない形」を少しずつ考えていくことが大切なのだと思います。
もし今、「少し気持ちは整理できたけれど、自分の場合はどうなんだろう」と感じていても、家のことは、落ち着いて決めて大丈夫です。
今の状態を一度整理してみることが、これから考えていくための助けになると思います。気持ちが向いたタイミングで、無理のないところから向き合ってみてください。