「6帖ってどのくらい?」部屋探しでよくある疑問

不動産広告や物件紹介でよく目にする「6帖」「20帖LDK」などの表記。
ただ実際に「1帖って何㎡?」と聞かれると、すぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、1帖を㎡に換算する基本の目安や、関西と関東で違う畳サイズ、さらに物件選びで注意したいポイントをわかりやすく解説します。
1帖は何㎡?基本の目安
一般的な換算目安
1帖(畳)= 約1.62㎡(関東間ベース)
帖から㎡への換算早見表
帖(畳)数 | おおよその㎡(1帖=1.62㎡換算) | 広さのイメージ |
---|---|---|
4.5帖 | 約7.3㎡ | 小さめの寝室、ワンルーム一 |
6帖 | 約9.7㎡ | 一般的な個室サイズ |
8帖 | 約13㎡ | ゆったりした寝室 |
10帖 | 約16.2㎡ | 小さなリビング程度 |
12帖 | 約19.4㎡ | ダイニング+リビング |
20帖 | 約32.4㎡ | 広めのLDK |
▶︎画面を横にスワイプすると表を見れます▶︎
関西と関東で違う!畳サイズの差

実は「1帖」の広さは、地域によって違います。
同じ「6帖」と書かれていても、関西(京間)と関東(江戸間)では約2㎡も差が出ることもあるのです。
京間(本間/関西エリアに多い)
191cm × 95.5cm → 約1.82㎡中京間(三六間/東海エリアに多い)
182cm × 91cm → 約1.65㎡江戸間(関東間/関東エリアに多い)
176cm × 88cm → 約1.55㎡団地間(公団住宅など)
170cm × 85cm → 約1.45㎡
👉 つまり「関西の6帖」と「関東の6帖」では、家具を置いたときの余白や部屋のゆとりが変わってくるわけです。
姫路を含む関西圏では「京間」や「中京間」が使われるケースも多く、同じ帖数でも実際の広さは全国基準と違うことを知っておくと安心です。不動産広告における「帖」のルール
不動産広告では「帖」表記にも一定のルールがあります。
基本換算は「1帖=1.62㎡」
小数点は四捨五入
広さは「壁芯(壁の中心線)」で測る
帖を㎡に直して考える
自宅の部屋を基準にする
例:自分の家の6帖=約9.7㎡ → 新しい物件の8帖はその1.3倍くらい家具を置いたイメージをする
ベッドやソファを置いたらどのくらい余白があるか考える必ず現地で体感する
数字だけで判断せず、実際に見て確かめることが大切
まとめ|「1帖=約1.62㎡」を覚えておけば安心
不動産広告では 1帖=約1.62㎡ が一般的ですが、関西と関東で畳の大きさが違うことを知っておくと役に立ちます。「帖数」だけでなく ㎡表記と現地の感覚 をあわせて確認することが大切です。部屋探しや家の売却・査定で広さを比べるときは、「1帖=約1.62㎡」という感覚を知っているとすぐに広さをイメージできます。ぜひ参考にしてみてくださいね!