「バルコニーの水たまり」そのまま放置していませんか?
突然の雷雨やゲリラ豪雨が多い夏。
バルコニーに水が溜まったまま流れていない…なんてことになっていませんか?
実はこれ、家の管理状態を見抜く“隠れたサイン”かもしれません。
特に空き家や管理が行き届いていない家では、排水口の詰まりや防水層の劣化が起きているケースが多く、放置すると、雨漏り・カビ・階下への水漏れなど深刻なトラブルに発展することも――。
今回は、「水はけが悪い家」はなぜ危険なのか? そして今すぐできる対策とは? というテーマでお届けします。
バルコニーの“水はけチェック”でわかる家の管理レベル
日常的に出入りが少ない家や、管理の手が行き届きにくい環境では、バルコニーの排水口に落ち葉・土ぼこり・鳥のフンなどが溜まりやすく、排水が滞ることがあります。
以下のような状態が見られる場合は、水はけトラブルの前兆かもしれませんので、注意が必要です。
□ | 雨のあと、バルコニーに水たまりが長時間残っている |
□ | 排水口まわりに土やゴミがびっしり詰まっている |
□ | バルコニー床にヒビや膨らみ、防水塗装の剥がれが見られる |
□ | 室内に湿気やカビのにおいがこもるようになった |
□ | 下の階に水漏れの跡や苦情があったことがある |
こうしたサインに気づいたら、早めの点検や掃除、防水メンテナンスが重要です。

特に注意したいのは“夏のゲリラ豪雨”と“見えにくい劣化”

近年増えている局地的な豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)では、短時間に大量の雨が降り、一気に排水しきれないことがあります。
その際に排水経路が詰まっていたり、水の逃げ道がなかったりすると、雨漏りや階下への水漏れ被害に直結するおそれがあります。
特に注意が必要なのは、次のようなケースです。
日頃あまり使っていない部屋や、使っていないバルコニーがある家
長期間帰省していない実家や、住む予定が未定の相続不動産
入居者が決まらないまま空室になっている賃貸物件
日中不在が多く、異変に気づきにくい住宅
このように、「住んでいる・住んでいない」に関わらず、目が届きにくい場所ほどリスクが高まりやすいのが、夏の大雨の怖いところです。
今すぐできる!バルコニーの水はけ対策
インスペクションの費用は調査内容や範囲によって異なりますが、目安としては以下の通りです。
まとめ|バルコニーの“水はけチェック”は家の健康診断
バルコニーの水はけは、家の管理状態を映す鏡のような存在です。特に夏のゲリラ豪雨が増えるこの時期は、水害リスクが一気に高まります。
長く空き家になっている家や、相続後にそのままにしている不動産は、思っている以上に劣化が進んでいるかもしれません。
少しでも不安がある方は、まずはバルコニーの状態をチェックしてみてください。
もし管理が難しいと感じたら、見守りサービスや売却という選択肢もあります。
管理がむずかしい家 |私たちがサポートします
「しばらく行けていない実家がある」 「この先も住む予定がない
私たちは、売却が難しい物件を数多く扱ってきた経験から、「このままで大丈夫かな?」と感じる家の見直しも丁寧にアドバイスいたします。